建物の美観と維持

清掃は汚いところを綺麗にする、リニューアルするという認識をされている方が多いですが本来の清掃の目的は建物の美観、状態の維持ということが一番とされています。
建物のエントランスや通路・階段といった場所は居住者の専有スペースではないにしろ、キレイに維持されていることに越したことはありません。
建物や物は日々劣化し、汚れていくものです。
長く付き合っていくものであれば、状態を維持する必要があります。
人工的についた汚れ、自然現象によって付着した汚れ、またそれによって引き起こしている劣化を理解しそれらに応じた対処をしていく必要があります。

劣化・異常

汚れが引き起こすものは様々です。
例えば設備関係、機械類もほこりや錆によって異常事態になることもあります。
建物も日々メンテナンスをしていないと汚れが腐食にかわり、建物を構成している機材に劣化を及ぼしていきます。
こういった異常や劣化を未然に防ぐためにもビルのメンテナンス(清掃)は日常的に行う必要があります。

効果・生産性の向上

オフィスや会社の掃除ということでいえば、生産性を向上させるため、ということもあるかと思います。

整理・整頓・清潔・清掃の4Sを実施することで、労働災害の発生を抑え、生産性の向上を目指す、という取り組みもあります。また「清掃」を社内教育の大事な柱として取り入れている会社も少なくはありません。

メリット

上記三つあげたように、清掃がもたらすメリットは様々です。

・美観の向上
・建物の状態の維持ができる
・小さな変化(異変・異常)にも気がつきやすくなる
・様々なトラブルの予防になる
・心地よさ・安心感が得られる
・生産性の向上

良い環境づくりのために、清掃の目的を理解しメリットを生み出していきましょう。